ストレートネックとは頚椎の前弯角度が30度以下の状態を言います。慢性的な頭痛や肩こり、首の痛みなどがある方はストレートネックになっている傾向が高いです。

（ストレーネックは病名ではなく状態のことを指します。）

※下の動画をご覧になると解りますが、前腕を描いていた首の角度がまっすぐになり最後は後方へ逆向きのアーチ（後方ネック）を描くようになります。

頭を前方に覗き込むような姿勢を取り続けていると頚椎のカーブが失われストレートネックになります。また猫背の方もストレートネックになりやすいので注意が必要です。

猫背の肩の特徴で肩が内側に巻いているとストレートネックになりやすいです。特に通勤時などに重いリュックを背負っていると、リュックの重さを支えようと頭を前に突き出し肩を無意識で内側に入れてしまいます。そうなると腕も内側に捻れ、背中の筋肉をいつも引っ張っているような状態になります。背中の筋肉（広背筋）は引っ張られ、前側の筋肉（小胸筋）は縮みストレートネックの原因となります。