千葉市で腰痛・自律神経の乱れ・頭痛・肩こり・子どもの発達障害でお悩みなら
ゆうわ整体 JR千葉駅徒歩5分
〒260-0027 千葉県千葉市中央区新田町14-11 パークサイドアイ 302号
受付時間 | 10:00~20:00 |
---|
定休日 | 不定休 |
---|
12本のアナトミートレイン
アナトミートレインとは、全身に繋がる筋膜のライン(筋筋膜経線)です。
このラインがそれぞれ身体を伸展させたり、回旋させたり、姿勢を維持したりと人体の構造上、非常に重要な役目を担っています。
しかしストレスや、体の動かし方のクセ、重力などでそのライン上にトラブルが起きるとラインを通じて別の場所に伝播していきます。
さらに、このラインには拮抗するラインがあるのでそれぞれが引っ張られるように連鎖していきます。つまり痛みが起きている場所とは違う場所が痛みの原因になっていることが多くあります。
病院では回復しない症状が『ゆうわ整体』で症状が改善するのはこのアナトミートレインの運動連鎖の回復が大きな要因の一つとなります。
以下、主要ラインの解説です。
スーパーフィシャルバックライン
SBLは足底から登頂まで亀の甲羅のように身体の後面全体を繋いでいて足から眉まで左右で2つの部分からなっています。
SBLの機能は、身体を直立伸展した状態に保ち体が円く(前屈)なる状態を防ぐ役目を担っています。赤ちゃんはSBLが未発達なため立ち上がることができません。逆にお年寄りの方はSBLが弱くなってくるので姿勢が崩れていきます。
腰痛や首の重だるさ太ももの張り感などはこのライン上におきています。
要するに猫背傾向の方では、背中が張ることによって後頭部や前頭部の筋肉が引き上げられ首のコリからくる頭痛や肩こりなどを引き起こします。
スーパーフィシャルフロントライン
スーパーフィシャルフロントライン(SFL)は足趾から頭蓋骨側面まで体の前面を通り速筋繊維の多いラインになっています。
前かがみで座っていたり、猫背癖がある人はこのラインが収縮します。前が縮めば当然のように後ろ(SBL)は張るので背面のトラブルが起きやすくなります。
腰をいくら揉んだり押したりしても効果が持続しないのは、SFLの収縮が要因とも言えます。
また体前面の内臓や胸部、喉などの繊細な部分を保護する役目を持っています。
身の危険を感じたり、ハッと驚くようなことがあると本能的にSFLは収縮し体を丸くし保護します。
スパイラルライン
スパイラルライン(SPL)は体に二重ラセンで巻きつく形で存在しています。他のラインと大きく違うところがしスタートとゴールがほぼ同じ場所にあるということです。
運動機能として体の回旋運動を生み出し回旋で生じる収縮で体幹と下半身を安定化させます。
SPLは多様な機能に関与し機能不全を起こすと他のラインに影響を及ぼします。
このラインの均衡が崩れると代表的な例として
骨盤の前後の偏位↔足部の内外反
が起こります。
このラインが姿勢を維持することと、崩してしまうことに深く関わっています。当院で骨盤を調整するのに足首から行うのはこのことからなんですね。
ゆっくり体を捻ってみるとこのラインがどのように動くのかがわかると思いますので、普段の動作をゆっくりと・・・これだけで体の使い方が変わってくるのがわかると思います。
ディープフロントライン
このラインは足底部から顎まで走っていて横隔膜から肋骨の下に潜り首へ繋がります。
DFLは内臓を保護しているので他のラインに比べて筋膜密度が一番高いとされています。
横隔膜に繋がるため呼吸のリズムにも関与している。横隔膜から下肢へと連動するので呼吸と歩行を関連付けています。
DFLの名前の通り体の深層にあるので目に見える形での機能不全は確認することはできません。
呼吸が浅い、階段を登ったりするとすぐゼーゼーしてしまう方は横隔膜、胸郭が固定されてしまっている可能性があります。
特にデスクワークなど同一姿勢を取られている方は姿勢や呼吸に少し気をつけてください。