は健康で快適な生活を送っていくのに、操体法をまとめた橋本敬三先生は食事・呼吸・動作・想念のキーワードを掲げました。

そして今は環境の言葉がプラスされ、

食・息・動・想・環

とされています。

この5つが巧妙に相関し互いに補いながら心身の健康を、作り保っています。

相関しながらというのがポイントで、

一つバランスが崩れると他も崩れ一つバランスが整うと他も整い始めるのです。

 

私が整体をしていて、セルフケア方法として参考にしているのが、古武道やアレキサンダーテクニーク、フェルデンクライスメソッドなどのボディーワークです。

 普段何気なく体を動かしている私たちですが、少し意識的に動かすと色々な事に気付いていきます。

 現代社会では『何事も早くする』コトに価値があるかのようにされています。キーボードを早く打つ、流れ作業でラインを乱さないように作業する等々昔読んだ本で、ある物流倉庫では1時間で何件ピッキッングしたか、次のピッキングまで何分かかっているかなどのデータを取っていて、あまりに遅いと責任者からお叱りを受けるのだそうです。

 ちょっと自分には無理だな・・・なんて思ってしまいますが、もしそこで働いているとそれが当たり前なので、当たり前のように、早く！正確に！と思いながらこなしていくんだろうと想像ができます。

 しかしそんな風に頭や体を緊張させながら動くといつのまにか、体はカチカチに固まっていたり、左右のバランスを崩し歪み、腰痛や肩こりなどの症状として表れます。

 

体を動かし方のコツとして、いつもの半分ぐらいのスピードで、動かす腕や足の先端や体を動かす方向への目線を意識します。例えば机の上のボールペンを取る時には指先に目が付いているようにして（E・Tの指を合わせるイメージ）リードしていきます。

パッと手を伸ばす感じと指の先端を意識して動かすのではヒジや肩に伝わる緊張感が違うのがわかると思います。

 

イヤな上司に『○○さん！ちょっと来て』などと言われると、これだけでビクッとなって筋緊張を起こしてしまいます。そんな時は、今自分は緊張していて嫌な感じだなと受け入れましょう。そしてゆっくり大きく深呼吸を。

 席を立つ時も、一つ一つの動作を区切って、『椅子を後ろへ動かす』『目線を体を動かしたい方向へ一度向けてから立つ』を意識してみてください。ビクッとした勢いで立つのと、目線を向けて立つのでは、体の動かし方が変わるのがわかると思います。

 日常生活で少しだけ意識して楽に体を動かすと良いでしょう。いきなりは難しいので、はじめは思い出した時だけでも良いでしょう。

永く続けることがとても大切です！

 当たり前が当たり前じゃなくなった時に体や心が変化しているのに気づくはず。

 

当院では『強いマッサージ』『無理なストレッチ』などはしておりません。

操体法をメインにした独自の整体で気持ち良い動き、楽な動きを味わいながら改善に導きます。

ゆうわ整体はあなたの不調や痛みに全身全霊で向き合います。

安心しておまかせください！