脊椎すべり症とは脊椎を構成している椎骨が前方にずれ、様々な症状を引き起こす病気のことを言います。

すべり症には椎間板や背骨の変性による『変性すべり症』と脊椎分離症による『分離すべり症』に分けられますが症状はほとんど変わりません。

すべり症による痛みや痺れは、病院でレントゲンやMRIなど画像診断をして初めてわかることが大半です。診断を受けて大きなショックを受けたり、手術を勧められたり、このままこの腰痛と付き合って行くのかと諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、あきらめる前に少しお付き合いください！

脊椎すべり症と診断されていても、痛みや痺れが伴わない方も大勢います。実際に手術をしても痛みが改善しない方もいます。また重度のすべり症でも手術をせずに回復される方もいるのです。

○神経には痛みを感じる受容器は存在しない。

○神経を覆う神経膜が痛みを感じ信号を脳へ送る

神経が圧迫されて痛みを起こしているなら、今日は調子が良い、今日は痛いなどということは起こらないはずなのです。

腰痛・坐骨神経痛のページにも書きましたが身体の歪み、筋肉の緊張、筋膜の縮み、脳の誤作動これらの原因が絡み合って痛みを発生させています。

手術をする前に、一度ご来院ください！

初期の段階では、軽く痛む程度で済みますが症状が進行すると慢性的な腰痛や足先までの痛み、痺れが出現します。また長時間の歩行で痛みや痺れが現れかがむことで楽になる『間欠性跛行』という症状になります。